迎えに来た王子様!?

「不思議な石なの。


お互いが心が通じあった時に、
何とも言えない光を、
この宝石は取り込むのよ。」


「お互いの心が・・。」


「多分その時、
貴方とヨーゼは心が
通じ合った瞬間でもあった。


だから宝石は、
光を取り込んで輝いた。


私と国王も同じだった。」


私は宝石を握り締めると、
その上から彼女は
私の手を握った。


「ヨーゼの事を
愛してくれるのは、
貴方しかいない。」


「はい・・・。」


私はヨーゼの事を、
待っていようと思った。