初めてキスした日からは、それも日課に……。


次第に深くなるキスに戸惑う私。


でも、大好きな先輩にされることだから……断ってしまったら、きっと先輩は傷つくと思った。


そのうち、先輩はどんどん大胆になってきて、ついにパジャマのボタンを外された時、さすがに抵抗した。


先輩の手を押えて、首を振った。



「やだ。見ちゃダメ」


「じゃあ、暗くするから」


「えっ!?」



先輩は、部屋の電気を消してしまった。


豆電球だけの薄明りの中、ベッドへ誘導されてしまう私。


どうしよう……このままだと私、先輩と最後まで!?


身体全部が心臓になってしまったかのようにドキドキして、頭の中はまたパニックで言葉が出ない。


だけど、この一言で、私は先輩を許してしまった。



「ミウが好きだから、ミウとひとつになりたい」