絡まりあう視線。

引き合うように、合わせた唇。

これからもいろんなことが、たくさんあるだろう。

けれど由月が側にいてくれるなら、2人ずっと一緒なら、何だって楽しめる気がする。

あの夏、はじめて由月と会ってから、願っていた。

ずっとこの夏が続けばいいのに…と。

2人でいられる時が、永遠であれば良いのにと。

その願いは叶えられ、そしてこれからも続く。

2人の永久の夏は、まだまだ長い。