街が一望できる高台だった。あの時も同じように夕日が落ち始めて空が少しだけ暗かったな。 展望の手すりに体を預けながら空を眺めていた。 日が落ちても暖かい風が吹いていた。 頬から雫が伝う…。 「馬鹿だな…あたし」 独り高台で泣いた。