洵介先ぱいに会いたい衝動に駆られながらも、必死に買い物を済ませてスーパーを後にして家路へ向かった。
「おかえり、真柚」
「ただいま~。お母さ~ん、あたしヤバいよ~」
「何が?」
「洵介先ぱいに会いたくて仕方がない!」
あのキューとな身長、ツンツンさ!そしてアタックし過ぎると照れる!もう惚れる要素満載の洵介先ぱいに会いたくて仕方がないの!
「洵介先輩も遊んでいるんじゃないでしょ。仕方ないわ」
「でも~…合宿先とか聞かなかったの?」
「そんなプライバシー聞けないわよ」
「あたしと同じ血なんだから、そこは聞いててほしかったよ!」
「意味が分からないんだけど?」
もう!お母さんってば。娘の心情くらい察してよね?←エスパーでもないのに出きるわけがない。by作者
「結局、花火大会行くの?」
「香里と行くかも~」
「浴衣は着るの?お母さん着せようか?」
浴衣か。洵介先ぱいがいるわけでもないし、着なくていっかな。
「着な~い。見せる相手がいないもん!」
「あら残念。せっかく用意してたのに~」


