らぶきゅん【続】






あたし達の関係は相変わらず。だけど、紗菜さんと言い合うのは楽しいんだ♪


「あの!紗菜さんの進路って何ですか?」


「フンッ、ライバルのアンタに教えるわけないじゃない」


「まったまた〜!そうやって意地張るんですか?」


一瞬、ギロッと睨まれたが気にしない気にしない。


「………看護師、目指してんの」


「え?」


「ナース!あたしはね、満川を黙らせるために注射や点滴の技を身につけるのよ!」


トマト並みに真っ赤にして、顔をプイッと背けた紗菜さん。


看護師…紗菜さんが看護師。すみませんが、紗菜さんが患者さんと向き合う姿が想像…できません。


『アンタね、注射なんか怖がってんじゃないわよ!』


『ったく、一々泣かないでよ!』


あたしの頭の中で、注射器や包帯を武器にして患者さんへ向かう紗菜さんの姿が出来上がった。


「……ちょっと満川。ふざけた妄想はやめてくれないかしら?」


もちろん、紗菜さんはお見通しだった。