こんなにも愛しい女に出逢えるなんて俺の人生も悪くねぇな。



こいつなら何があっても俺たち家族の味方でいてくれそうだな。





「有美加、ありがとうな」


「…純哉さん、お兄ちゃんの事だけど」


「分かってる。一生守ってやるから何も言うな」


「うん、ありがとう」





有美加の後頭部に手を回して唇を重ねた。