純哉さんにプロポーズされた。


すごくすごく嬉しい。



社長令嬢と結婚なんて事になったら辛すぎて耐えられなかったと思う。



純哉さんにさんざん鳴かされた後、腕枕をされながらくっ付いていた。





「純哉さん」


「ん?」


「次期社長にしてあげられなくてごめんね。うちの父親も社長だけどお兄ちゃんが跡継ぐだろうし」


「お前の父親、社長なのか?」