あぁ。 本当にあたしは…。 「良かった! んじゃ、行くかっ!!」 考はあたしの手を握って歩き始める。 こんな優しい行動に罪悪感が溢れる。 何で? …あたし馬鹿だ。 分かってる。 考は優しいから、 同情してあたしをフレないんだよね? 本当はあの子が好きで好きで、たまらないのに。 何であたしに…。 いつの間にか、あたしのお家に着いていた。 もうちょっと、一緒にいたかった。 「んじゃ! また明日な!!」 考は手を振って、優しい笑顔を浮かべる。