「翔がさ…、春香のコト好きなんだってよ」



「…そう。春香も領を未だに愛してるのも見てればわかるけど、そろそろ過去との決別しないといけないかもしれないね」



「そうだな。春香には幸せになってほしいしな」



「まぁ全部は、春香次第ね」


蘭と剣次は春香の寝顔を見ながら微笑んだ。







こんな会話を二人がしてたなんて、ぐっすり眠っていたわたしは知るよしもなかった