青年はその場で吹き出した。台座ごと白いヴェールがかかっていたので覗いたら…… もう、彼は自分の主人のところへ駆け込むしかなかった。 「あなたが? あの石の像は……どう見ても」 プレートには犬、と書いてあったが、その塊は幼児のこねくり回した粘土にしか見えなかった。 「しつこいな」