<ハッピーエンド>
「瑠璃さんも中身を見ました!」
事務所から美紀さんの声がした。
「瑠璃ちゃん。キミも見たんだね」
課長の目が光ったように見えた。
「答えなさい」
「はい。実は……」
課長は私の腕を掴んだ。
「事務所まで来い!」
・・・・・・
私は小箱の中の袋を渡された。
うっひゃー。気持ち悪い。
ねずみの死骸。
「見ちゃいけないっていったろ」
「みんな怖がって辞めちゃうんだ」
「開けたら、変に腐っちゃうんだよ」
課長とサングラスの男たちは一斉に怒鳴る。
冷凍ラット。蛇の餌らしい。
「ちゃんとキミたちが埋めるんだよ」
「わかったね」
「辞めたら、怒るよ」
箱の中身。見なければ良かった。
<ハッピーエンド終>
「瑠璃さんも中身を見ました!」
事務所から美紀さんの声がした。
「瑠璃ちゃん。キミも見たんだね」
課長の目が光ったように見えた。
「答えなさい」
「はい。実は……」
課長は私の腕を掴んだ。
「事務所まで来い!」
・・・・・・
私は小箱の中の袋を渡された。
うっひゃー。気持ち悪い。
ねずみの死骸。
「見ちゃいけないっていったろ」
「みんな怖がって辞めちゃうんだ」
「開けたら、変に腐っちゃうんだよ」
課長とサングラスの男たちは一斉に怒鳴る。
冷凍ラット。蛇の餌らしい。
「ちゃんとキミたちが埋めるんだよ」
「わかったね」
「辞めたら、怒るよ」
箱の中身。見なければ良かった。
<ハッピーエンド終>


