モテ男と地味子の初恋物語

お母さん達とお茶をいただくのは構わないけど、パーシーと離れるのは辛かった。

私が名残惜しげにパーシーをケージに戻そうとしたら、「そのまま抱いてていいよ」と桂木君が言ってくれた。

「いいの?」

「ああ。檻に入れっぱなしじゃないし」

「ありがとう」

私は片手でパーシーを抱き、もう片方の手で鞄を持とうとしたら、「俺が持つよ」と言って桂木君は私の鞄を持ってくれた。

私は再び「ありがとう」と言った。

桂木君のこういう気遣いに、彼への想いがますます強まっていくのを、私は感じていた。