モテ男と地味子の初恋物語

「あ、返事した! ねえ、今のはパーシーが私に返事したんだよね?」

「え? ああ、そうみたいだな。良かったな?」

「うん。ねえ、パーシー、大きくなったね?」

「そうかあ?」

「なった、なった。一週間前とは大違いだよ。すっかり男の子って感じ」

「そいつ、メスなんだけど?」

「え、そうなの?」

私は勝手にパーシーはオスだと思い込んでいた。パーシーって、たぶん男の子の名前だよね…

「じゃあ、名前を変えないとダメかな…?」

「俺は別に構わないと思うぞ。”太郎”とかだとあれだけどな」

桂木君って、例えまで和風なんだ…

「何、笑ってんだよ?」

「え、笑ってないよ。じゃあパーシーのままにするね」