本当わ隣でピッタリ くっつきたいんだけど、 あなたとの微妙な この10センチ‥。 あたしにわもう近いような まだ遠いような。 息苦しくてたまらない。 そこに一粒の雨が降ってきて、 あっと言う間にどしゃ降り。 今までのもどかしい思いを 一瞬で消し去って、 手を繋いで赤い糸が つながっているように あたしわあなたに引っ張られて 二人きりの雨宿りっ。 この小さなタオルわ 役に立たないかなっ―― せめてあなただけでも。