「それで? あなたは、それで良いの?」 「え……?」 「だって、あなた、翼が……」 エヴが言いにくそうにしていると、彼は身を低くして、 「良いのです。後からいくらでも追いつきますから、エヴ様は一刻も早くここを離れてください」