地道に階段を昇っていこうとする二人に、新たにゴルドンの提案がなされた。 「それではこういうのはいかがでしょう」 しゅるしゅるしゅる、とゴルドンのオーラが糸状になって、柔らかそうなクッションと化す。少し縮み過ぎの感はあったけれど、ゴルドンは真剣な顔。 「楽してどうすんのよ。地獄の道も一歩から、よ」 「そ、それでは転落防止用ネットを逆利用して一気に舞い上がりましょう」