「子どもが喜ぶヒーローショーみたいなモン」 「トップに立つのがこれじゃ、ますます夢が必要になるのがわかるっていうか」 エラルドは代わるがわる、エヴと自分の額に手を当てて、 「間違いなく尋常じゃない……今こそ何か起きるってときに、本人平熱ってどーゆーこと? これはさすがにショックだ……」 「言うとね、天界で富裕の階層になるとそこそこ不真面目で個性的な児童が出そろってるもんなのよ。他界と関わり持っちゃう前の」