アクセル。

「向こうで…アメリカで、篤美に言われたんだ。もういいからって。もう大丈夫だからって。俺は最初、わけが分からなかった。篤美には俺が必要だと思ってたから…。」


沈黙を破ってあっくんが話し出す。顔はまだ画面に向けられたままだ。


「だから、とりあえず年末に日本へ帰った。それで年明けに連絡入れてみたけど、ほんとに大丈夫だった。」


あっくんは淡々と語り続ける。


「あいつ、何か吹っ切れたみたいに今までで一番元気だった。それで…俺も、やっと自分に素直になれる気がした。」


そこで一呼吸おいた。