アクセル。

「やっぱり…。」

あっくんが口を開く。


「やっぱり、俺と葵ちゃんって、歳離れてんのかな。俺、おっさん?」


いや、おっさんはないでしょ;;


せめてお兄さん?


お兄さんでも私は困るけど。


「おっさんだなんて思ってないです。まぁ、周りから見たら間違いなく歳が離れてるって思われるでしょうけど。私が幼い子供なんで;;」


あくまで、あくまで平然を装った。


ここで大袈裟に否定したら、気持ちがバレしまうから。


バレてしまうのは良くない。バレる時は私が自分でバラした時って決めてるから。


果たしてそのストーリーが頭に入っているのかと疑問ではあったけれど、あっくんはじっとテレビ画面の方を向いたままだった。