《ピンポーン♪》 来たっ!! っと思ってとりあえずインターホンに出ようとするも、 お母さんに先を越された。 早っ!!;; 既に、玄関に繋がる受話器を手にしている。 『はい♪』 声違うよ。 『はーい♪今すぐ行かせマース♪』 “マース♪”って、おいおい。 お母さんは、 私の方に振り向いて、 にやっ(笑) と、なんかムカつく笑みをこぼした。 「いってらっしゃい(笑)」 「うっさい///」 最後に“行ってくる”と言って家を出た。 お父さんはまだテレビを見ていた。