私も一哉と同じだ。 あの日のまま止まっている。 前に進んでいると 思っていただけで 心だけはあの日のままだった。 「ごめん… 突然こんなこと言って。 3年のブランクは大きいよな。 でも本気で考えてほしい。」 「わかったよ」 「もしダメなら こっぴどく言って! その方がスッキリするし」 「うん」 話しているうちに 私の家についた。