ただ、君に名前を呼んで欲しかった。




声が可愛かったのに
一気にダークな声に...


「あ、俺の紹介やわ」


誰だよーこんなとこで
ふざけた大阪弁で...



って…これは天からの
お助けなんでは?!


神様ありがとうございますっ!


「なあ未菜ちゃん?俺が紹介したんだもんな?」



「あ、は、はいっ」


ギャルソンが怖い目に...
違った、乙女の目に
変わっていた。

「わ、わかったわよ。今度あたしにも紹介しなさいよねっ」



プリプリと怒りながら
どこかに行ってしまった。



「未菜ちゃん、だっけ?
大丈夫かいな?」