ただ、君に名前を呼んで欲しかった。




「ちょっと来い」


えぇ゛っ


堀ちゃんー助けてよ


目で合図を送ってみても
皆様が無視!


ありえないよお...

休み時間あと
ちょっとなのに...


仕方なくとぼとぼ
奴の後ろをついていく。

ついたのは、
使われていない廊下だった。



「な、なに?」


顔を直視できないため、
下を向いて喋るアタシ。



見たら惚れちゃいそうで、、、


「顔、あげろよ」


はあ?自分の顔に
自信あったんですね。


だからアタシに見ろと。


無理だよ汗汗汗汗汗汗汗


どうしよお...