いつからかな。 気が付けばもう、戻れないくらいに。 貴方を信用していた。 それが過ちだと、分かっていたはずなのに。 それでも貴方の側を離れるのは、もう苦痛でしかなくて。 私が私を守る為に張った防衛線。 そこに貴方を一度入れてしまったことを隠すかのように、私はまた、防衛線を重ねるの。 心に走る激痛には、気付かないふりをして。