雪穂の悲しむ顔がチラついて出来やしねぇ。



早く戻って来て、この欲求不満を何とかしろよな。





「俺寝るから」





女からおりて背中を向けて寝始めた。



もう少しで誘惑に負けるとこだったな。



でも気づいたわ。


俺が抱きてぇのは雪穂だって。

雪穂だけだって……。







−欲求不満が募る大雅でした−