優しい嘘−最低な男を愛して−【下】

あたしは大雅に逆らうのを諦めて、そのまま抱かれた。



行為が終わって果てているあたしに、大雅はまた責め出す。





「大雅?」


「足りねぇみたい」


「ええっ?」





あんなに激しくしといて?


嘘?大雅…体力ありすぎるよ。





「壊してしまうかもな」


「やだっ。もう無理だよ」


「壊されたいくせに」


「そんな事ないよ!馬鹿」