「あった!!」

驟雨は薬を見つけ、

僕のそばに駆け寄る。

そして、

僕に薬を飲ませた

といったら良いのだろうか?

それで僕の発作は

治まった。

「ふうー。心配したぜ、

羽夜斗。

お前大丈夫か?」

そう言ってくれる魁。

「ありがとう…

二人とも…」

そう言って、

僕はいすに座った。

すぐに先生が駆けつけてきた。

「大丈夫か!!!?

竜宮!!!!!」

そう聞く、夜桜先生。

「はい…

驟雨と…魁が…

助けてくれましたから…」

と、僕は言う。

驟雨、魁。

二人ともありがと

そう心の中でつぶやく。