「もう学校に来ても大丈夫なのか?

お前最近ずっと

学校に来てなかったしな。

どうせ授業わかんないだろ?

「はい…」

んな事だろうと思って、

萩中と妖艶に頼んで

ノートのコピー

作っといてやったから

コレ見て頑張りな。」

バサッ

という音を立てて

渡されたのが…

魁と驟雨の書いてくれた

ノートのコピーだった。

「夜桜先生ありがと!!」

「2人にお礼言っとけよ?

私が頼む前から

お前のために

作ってたみたいだしな。」

と言って笑った。

ありがとう…

魁、驟雨、先生…

先生がふと時計を見る。

「あ、もう過ぐチャイム鳴る

早く教室行け。

遅刻したら

生徒指導部行きな。」

そう言って

先生は職員室へ向かった。