空に響け~僕達の生きた時~

母さんはというと…

パティシエだ。

結構名の知れた

パティシエなのだが…

たまに天然発言をして…

新作レシピを更新中だ。

見た目は…

美味しそうなのだが…

味として…

成り立たないものが

最低1個くらいは出てくる…

よくこんなんで

パティシエやってられるよな…

さすが俺の母親…

とでも言うべきか…

僕は朝ごはんを食べ、

面倒な薬を飲み、

顔を洗い、

歯を磨き、

制服に着替えた。

かばんに薬などを詰め込み、

父さんから手渡された

弁当をかばんに入れ、

学校に向かった。

学校は結構近いところにある。

家から15分

といったところだろうか?

結構近いからそれで良いのだが…

最近授業に出てないので

完全にさっぱりだ。