背を向け、

去ろうとする僕を引き止めるように

服の裾を掴む。

「あ、あの、昨日はすみません

病室まがえちゃって…」

そう言う彼女。


「あ、気にせず」

と、そっけなく言う僕。

人とあまりかかわりたくない…

とか思ってる人←







何も変らない世界なら…

嗚呼…

小さな世界でただ生きてる

それだけなら…

嗚呼…

こんな世界じゃなければ良いのに…