―話して…
君の見てきた世界を


聞かせて
君の生きてる世界を―


どこからかそう聞こえた声。


僕は小さく、

丸くなって床で寝ている…

床と言って良いのか分からないが…


僕の見てきた世界…
僕の生きてる世界…


そう心の中で呟く。