「神田君は仕事ないの?」
ねぇよ
と神田君は首を振った
「…じゃあ早く帰った方が…」
「俺が出ていったアンタが何かしそうだから、嫌だ」
嫌だ。って……
「……神田君。」
「どうせ槌谷だろう…。槌谷くん、槌谷君…、バッカみてぇ。」
目を細めて
神田君は 私をにらんだ
怖い……
「………アンタに好きだって言ったのは間違いだった。…神田君がいるからこのままでいいとか思ってるんだろ、」
「…まさか、違う…よ」
バンと壁を叩いた
もちろん神田君が…
「…俺はアンタの中で何なわけ?……俳優仲間…トモダチ?」

