ウラコイ+α







「ええっ…!」



ガシャンとグラスが揺れた


神田君が、
うるせぇて顔をした






「あははは…」







全く分からなかった…



鈍すぎる、私。




「…本当なの?冗談とかじゃなくて…」





「……はぁ…、」






神田君は 項垂れた。



「台詞以外でこんな事言うか……、バカ女…」




こもった
低い声で神田君は呟いた…







「何で…あたしなの?他に…たくさん……。それに嫌な事言うし…」