まだ眠い目をこすりながら、
エプロンを締め、キッチンへ

ふたりの生活で気付いた事。

先生は朝は和食だと言う事。

先生との生活を初めて1カ月。

色んな先生が見えてくる。

学校ではけっこうクールで
女子生徒達からも、けっこう
人気の先生なのに、実際は
・・・・。

思いだしただけで、笑えちゃう。

だしの効いた味噌汁の匂いが
キッチンに広がる。

同時に2個目の目覚ましが鳴り
だす。

1つ目より激しいその音は、
キッチンで朝食の準備をしてい
るわたしにまで聞こえてくる。

 「ハイハイ・・・。」

鳴りやまないその爆音は、
止めてくれ~とわたしを呼ぶ。

お鍋の味噌汁の火を止める。


わたしの日課。