「そんな・・・。」 「星羅、一緒に生きて くれるか?」 「考えさせてっていっても 今のわたしには、選択枠なんて ないんだよね。それが、ママ の願った事ならわたしは、先生と 生きていく。」 「少しずつ、ゆっくりでいい。 焦らなくていいから。 俺の事、いつか好きになってく れたらそれでいいから。」 「うん。」 今でも先生の事は大好きで、 でも今はどうしても言えなかった。 1度に、全てを受け止める事が 出来なくて。 それでもわたしは、先生と 生きていく。 娘改め妻として。