「星羅・・・聞いてほしい。」

 「・・・・・。」

 「これからの事なんだが。」

 「・・・・・。」

 「星羅?」

 「はぃ。」

 「ふたりで生きて行こう。」

 「えっ?」

 「詳しい事は家で話すから。
帰ろう・・・なっ星羅。」


先生は、わたしの手を引いて
家へ向かってくれる。


でも、わたし知ってるんだ。

周りの人から先生が言われていたこと。

わたしと先生が一緒に暮らすことに
反対してた。

何て答えてくれたの?