そう、俺も真希さんも、星羅 を守るために一生懸命だったんだ。 だから、君に嘘をついた。 いっぱい嘘をついてる。 この嘘がずっとばれない事を 願ったんだ。 でも、少しずつ少しずつその時 は近づいてきてた。 俺は耐えられなかったよ。 ひとりで抱え込むことにも、 君に秘密にしておくことにも。 限界だった。 俺は、今だけでいい。 そんな想いで君の部屋に足を踏み 入れた。 真希さんとの約束も、君の気持ちも 考えられなかったんだ。