「ふーん。じゃあ安心しなよ。すぐにそんな必要なくなるから」 「……?」 ……すぐに? 大学生になったら、一人暮らしで家を出ていくとか、そういうこと? 「あのね、もし4人一緒に住まなくなっても、家族なら何かと会うと思うし……。だから、」 「それって家族なら、の話でしょ」 ますます意味がわからなくて、私は雅紫くんの表情を伺う。 「どうせ5年もしないうちに別れるよ」