「ちょっと遅すぎたかぁ」 「別によくね?入ろ入ろ」 俺が凹みにしゃがんだと同時に聞こえてきた声。 俺と同じ教室に入ろうと歩いてきた女子2人。 顔は見えないが 明らかに不良だなあいつら。 すると、2人の内1人の黒髪の女が堂々とドアを開けた。 「橋本さん、加藤さん、遅いじゃない!あなたたち、始業式にも出てなかったわよね」 榊原の気弱な怒鳴り声さえ聞こえてくる。 なんだなんだー? 面白そー♪