わたしと麻里はすっかり打ち解けて、誤解も解いた。 麻里は別れ際に、こう言って去っていった 「あたし、戸唖君を諦める。新しい、本当の恋を見つける」 あの子はきっと、良い人と巡り会える。 あの強い瞳が何かを期待させた。