『ん?鈴掠が相談なんて珍しいな』 『すごく悩んでいるんです!!!!』 『いいぞ。でも今はとりあえず教室に入れ』 今はしょうがないよね… 〈ガラッ〉 『出席とるぞ』 あれ?私、昨日算数の教科書置きっぱにしたっけ? 『ひゃ!!!!』 『どうした?鈴椋』 『…何でも、ないです』 教科書を開くと 信じられないほど 「死ね」の字が並んでいた。まさかここまで… これじゃあ“いじめ”じゃん……