「瑆乃はあたしの気付かないところでも、あたしと瑆をくっつけようと色々してくれたんだよね」 ナッキーの無表情は、ブリザード。 ドキッとも、ヒヤッともした。 「あたしも瑆も感謝してるよ」 ナッキーは笑った。 けど、目は笑ってない。 ナッキーはその言葉を言いかけた。 「ありがーーーーーー」 だけど、その言葉は最後まで聞こえなかった。 ピカッと一瞬、さっきまで薄暗かった空が天気のいい真っ昼間のように明るくなったと思うと、ドーンッという地震のような音が響き渡った。