「ほんとにさ、どうしたの?あたしでよければ聞くよ?」 宝の大きな瞳があたしを探るように見た。 ドキッとして、目を逸らした。 「…言いたくないならいいけど」 それだけ言うと、スッと立ち上がり自分の席に戻った。 ……最低だ…。 あのタイミングで目を逸らすのはかなりまずかった。 宝を、傷つけてしまったかもしれない。 信じている友達にあんな場面で目を逸らされるなんて。 絶対誰だってショックだ。 最近、ホントに自分のヘタレさに呆れる。