大学生になったミィは、
アルバイトで接客を3年してそれなりに気持ちも社会に触れて成長したように見えた。
しかし
何年もあってなかったようには私は思えないほど
全く変わっていなかったのだ。

それはあるひのことだった。
私が、ミィと紅葉狩りを見に行ったときのこと。

ミィは、私とは長い付き合いである。

だから世間的には気が知れて何でも話せる仲といわれる訳だが、
何でもかんでも、 自分のことを話す。
だから、どうという訳ではないが、
私的には、そのことが疲れる原因に発展することもある。

別に、話していて 楽しいしいいのやけど、時たま、
何回も何回も同じことを聞いているといらっとしてしまう。

私だって何度も同じことをいってしまうことだってある。
しかし、気持ちを考えず言ってしまうことはきっとないと思う。