窓を開け、タバコを取り出す。 火を付けて白い息を吐いた。 「ふぅー…」 外は寒い。 雨も加わって、気温が更に下がる。 事故って。 なんで事故ったんやろ。 意識不明の重体。 全然記憶にない。 うちはずっと一人で生きてきた。 中学卒業して、高校に入学して。 友達なんて作ってない。 仲間なんていない。 でもアイツ等は仲間って。 紫織って子も親友って。 頭痛い。 混乱する。 「はぁ、」 零れるため息は。 空へと消えていく。 .