『おい、…っち……やぞ』 また一瞬巡った光景。 頭が痛い。 心臓が鼓動する。 「とりあえず、ゆいが記憶戻したら全員土下座しなな」 「いや、本間早く謝りたいです」 「…俺も」 「英寿さん、あんた一体何したんすか?」 「……………」 知らない。 知らない。 こんな奴ら知らない。 イライラする。 「くっそ…!!!」 舌打ちを零し、その場を後にする。 階段を降り、角を曲がった。 タバコは諦めよ。 てか部屋で吸ったろ。 何に対してイライラしてるのか分からない。 でも、落ち着かない。 .