更に雨が酷くなる。 まるで、私の心と比例してるみたい。 「屋上、行こ」 あかん、このままやったらカビ生える。 てかキノコ生える。 タバコを持ってベッドから降りて。 松葉杖と共に病室を後にした。 来たことの無い病院。 でも、何処に何があるか分かる。 病室は何故か一人部屋やし。 普通は一般やと思うねんけど。 「ま、いっか」 階段を上がり、やっと屋上。 扉を開けようとした時だった。 「ゆいの記憶、早よ戻らんかねー」 .