「……ふぅ・・」

「大丈夫か!?」


心配そうに、私の顔を覗き込む祐輔。



「う、うん…大丈夫・・」

「希…お前・・」

「・・・・」


ふと目がいく自分のお腹‥

そのまま…私は祐輔と病院へ向かった。









……………
………
……


「おめでとうございます。妊娠されてますね!」


病院へ着き、審査を終えた私は…先生から驚きの事実を伝えられた。



「‥に、妊娠・・?」

「ええ。最後の生理日からすると…今ちょうど妊娠3ヵ月くらいかな?」


妊娠3ヵ月・・




「妊娠て……お腹に赤ちゃんがいるってこと‥ですよね?」

「そうですよ。ほら…この袋に入った、白い小さな点があなたの赤ちゃんです…」


先生が超音波の写真を見せてくれた。

白黒の写真には、私の子宮が写っていて、その子宮の中に白い点がある。

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