†続†黒いスーツの王子様

「…ありがとう‥ございます・・大切にします……」

「祐輔を・・よろしくお願いします…」


私に頭を下げるおばあちゃん。

私の目から、一筋の涙が流れた・・・




「希さん…さっそく指輪つけてみておくれ♪」

「あ、はいっ」


指輪を掴む私。
私‥こんなに指輪ばかりして…本当に幸せ者だよ・・



「あ・・あれ(汗)?」

「どうしたんだい?」


指輪をはめようとしたら…どの指もキツくて、指輪は指にはまってくれない。




「おばあちゃん・・指、細いんですね(汗)」

「結婚した当時は、7号だったよ・・」


細っっ(汗)!!
あたしゃ、10号ですよ……



「…困ったねぇ。サイズまで考えてなかったよ・・」

「スミマセン(汗)指にはめられなくても……大切に保管させていただきます(涙)」


「おーい!2人でなにやってんだ??」


すると…祐輔が私たちがいる部屋に入って来る。

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